しばらく、ちゅぱちゅぱと先っちょを舐めていると、しびれを切らしたのか、黒髪のお兄さんは、急に立ち上がり、便器にどかっと座った。
どうして良いか分からない僕に、チョイチョイと自分の股の間を指さす。
もう抵抗する気力のない僕は、言われた通り、お兄さんの膝を割ってしゃがみ込む。
「口、あけて?」
優しく髪をなでられ、僕は指示を理解し、お兄さんのチンポをくわえこむ。
・・・おっきい・・・
奥までくわえられないよ・・・
んぐ、んぐ、と自分なりに精一杯奥までしゃぶるが、半分もくわえこめていないだろう。
お兄さんもゆらゆらと腰を振り、こんッこんッと喉の奥に当ててくる。
「ぐっ ぶうッ」
ぐぉ、おえぇッ
苦しッ・・・ 息が出来なッ・・・っ
「ね〜 俺の事忘れて無い?」
朦朧としていた意識が呼び戻される。
「む〜ッ! 悔しいから、アナルガン突きしてやる!」
いきなり、腰をガシっと掴まれる。
ハッっと急に意識がはっきりとして、思わずチンポから顔を離し、後ろを振り返る。
「いやっ いや、だめぇっ」
「え〜? でもマモルくん言ったよねぇ、遠慮なく使ってください。ぐちゃぐちゃに汚れても構いません!って。」
そんな・・・!
僕の言葉なんてお構い無しに、茶髪のお兄さんは、床すれすれまで顔をさげ、僕のお尻のニオイをクンクンと嗅いている。
ひっ・・・
それだけでも十分に恥ずかしいのに、お兄さんは僕のお尻の穴をペロンっと舐め上げた。
ぶわっと全身に鳥肌が広がる。
「やめて・・・ッ」
「かわい〜。まだピンクで・・なんかキュンキュンしてんね。」
エッチな色だな〜っとつぶやくと、じゅっ、ぶちゅうっと肛門を吸い出すようにむしゃぶりついてくる。
「ひいいッ・・・」
まさかこんなことされるなんて・・・
びっくりした。
男同士では肛門を使って性行為を行うという事は、知識としては知っていた。しかし、思考が付いていかない。
何をしているのか、意味がわからない。
そこ・・・ ウンチするとこなのに・・・
今度は指でグニグニと入り口を押してくる。
・・・やっぱり、無理だっ・・・
一度は諦めたが、あまりの現実に、思わず立ち上がって逃げようと試みる。
しかし、それがおもしろくなかったのか、黒髪のお兄さんに、急に両手で頭を固定される。
びっくりして見上げるが、次の衝撃で、思わず目ときつく閉じた。