ゆっくりと湯舟に浸かり、いつものように体と頭を洗う。
いつもの部屋着を着て、いつものようにまだ濡れたままの頭で首からタオルをかける。
風呂から上がった頃には、意識は空ろなのに頭ははっきりしていて、リビングに居る家族に「おやすみ」っと声をかけた。
腰だけはガクガクで、さすがに2階の部屋までの階段は這うように上った。
・・・・・
何とか部屋に着くと、いつもは掛けないカギをしめ、ベットへと倒れこむ。
瞬間、ふわっと、あんなに洗い流したはずの精液の臭いがした、気がした。
いっぱいしたから、染み込んじゃったのかな・・・
そんなこと、どうでもいいや。
と意識は途絶えた。
end