◆ 探し物はなんですか? 〜May I help you?〜 L ◆

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「−−−−でさー、あいつがさー」

!!!!!
人だ! 人が入ってきた! 

それも一人じゃない。3、4人だろうか?
瞬間、喉がヒュッと息を吸い込み、僕もお兄さんも動きが止まった。
少しでも動くと、全てバレてしまいそうで、微動すら出来ないでいる。
でもそれは僕だけで、お兄さんはからかうようにゆっくりと中を摩ってくる。

うそ・・・ 声、でちゃうっ バレちゃうよっ!

「ふッ・・・ッ ・・・っ・・・」

慌てて両手で口を押さえる。

やめて・・・ やめて、やめて! ひィッ!

しかし、お兄さんの腰が止まることはなかった。

「がんばれよ。声、出しちゃったら、きっとみんなチンポ勃たせて順番待ちだよ?」

嬉々とした声で、耳もとで小さく囁かれる。
なんとか止めてもらおうと、必死に首を左右に振りながら、がっちりと腰を掴んでいるお兄さんの手首を掴む。

「やっべ・・・ かわい・・・」

止めてくれと懇願したつもりだったが、お兄さんの腰は、人が来る前よりも激しくなった。

何で? 無理っ 無理だよおッ・・・ 声、我慢出来なッ・・・

「ッ・・・ぎ・・・ んあっ・・・」

制服の裾を噛もうと、口を開けた瞬間、少し声が漏れてしまった。
慌てて布を口に挟み、顔を腕にうめる。

神様・・・!

「何か、今声しなかった?」

ひッ・・・

「あ? 誰かウンコでもきばってんじゃねえの?」

「すっげ締まる・・・ 感じてんの? キュンキュンしてるよ?」

ちがッ お願いだから動かないで!

「でもなんか臭わねえ? ザーメンの。」

「はあ? ここ便所だぞ。 しかも公園の中。 セックスでもやってるってーの?」

うそだッ うそだよッ 早く行って! も・・・ もう限界・・・・

「あーすげ、まじ狭い・・・ つーかキツ過ぎ。奥までいけないじゃん」

両手で尻だぶを掴んで、ぐにぐにとこねるように揉む。

「こんなとこで? マジありえないっしょ。」

制服の裾を噛んで、必死にたえる。

「すっげ絡む・・・」

「それよりさあ・・・」


・・・・・

声がしなくなった。
よかった、バレなかった・・・
裾から口を離し、一瞬、張り詰めていた全身の力が抜けた。

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