《ケン坊、泣くな。》
え・・・?
《心配ご無用!》
『クッ・・・、ぅあんッ!!』
ズボォっと指が抜け、支えを失ったマコの体をケンちゃんが支える。
「マコちゃんッ!!」
ケンちゃんが膝をついて、マコを支えたまま床に座り込む。
余韻を必死に押し込め、大丈夫だよっと微笑むと、ケンちゃんもホッとしたのか表情がゆるむ。
《フッ、フッ、フッ、秘技・千年殺し・・・》
そんな横で、パパは片膝をつき、組んだままの指を顔の前に寄せ、シャキーンッってポーズを決めている。
そのあとクンクン指の匂いを嗅ぎ始めて・・・
何だか、脱力してしまった。
はぁ・・・
『んッ・・・』
指が抜け、まだ中に食い込んだままだった布がヌリヌリと出て行く。
おまけにケンちゃんに支えられて・・・
ムラムラしちゃうッ
股間を握りしめたい衝動を必死に押し込め、握りこぶしを震わせて我慢する。
膝を着いたケンちゃんの腕の中で、呼吸を整えていると、パパの手がマコのチャックに伸びてきた。
『ちょッ、パパ!!』
いっつもやりたい放題なんだからッ
《蒸れてぐちょぐちょで気持ち悪いだろ?》
確かに、動くたびに前も後ろもヌルンヌルンとした感覚にゾワゾワと鳥肌が立つ。
ヌルヌル・・・や。
パパの手にあわせて、片足ずつ脱いでいく。
『ふッ・・・』
ほわ〜・・・
マコのパンツはネチャ〜っと糸を引いて、パパが床に放ると、ペシャッと音がした。
《ほら、ケン坊も脱いで脱いで。》
「え?」
《マコとお揃いに。2人は仲良し、一緒でなくっちゃな。》
パパはケンちゃんの服に手をかけると、ケンちゃんが躊躇する間もないくらいに素早く、スッポンっとバンザイをさせるように一気に脱がせてしまう。
パパがそのままケンちゃんのズボンにも手をかけると、ケンちゃんがパパの手を掴む。
《乳首の続きもしなきゃだろ?》
パパに言われて、ケンちゃんは自分の乳首を見下ろす。
瞬間、ケンちゃんが泣きそうな顔でパパを見た。
《だから早く。な?》
少し萎んだ乳首を見たケンちゃんは決意を決めたみたい。
「ん。おじさん、本当にボクの乳首、みんなと一緒にしてくれたもん・・・」
止っていたケンちゃんは、ズボンを脱ぎ始めた。
ギュッと目を瞑って、思い切ったようにズボンを脱いだ。
パンツごと。