「ほら、早くしなさい。止まっていますよ?」
でも・・・
グッグッ、っといきみ続けるも、一向に楽にならない。
「なにをしているんですか?ほら、はやくしなさい、ほら!」
周防は、顔を出した程度の疑似汚物を、トモキの排泄しようとする力に合わせ、押さえ込んでいた。
やっぱり、いじわるだぁ・・・
『う〜・・うんッ んッ、んッ』
やはり一筋縄ではさせてもらえなかった。
いやいや・・・
もう出したいッ!!
トモキは必死にいきむ。
イキたい、よりもただ出すことに必死になり始めていた。
トモキはここぞとばかりに力を入れる。
んん・・・んんーー!
その瞬間だった。
『んッ、・・ん?、・・・んぐわああああッ!』
閉め切った腸内を、周防に疑似汚物が逆流するように押し込まれ、きゅんきゅんに狭まった腸を、隙間なく一気に押し上げられたのだ。
ぐ・・、ガぁ・・・
トモキの意識が一瞬飛ぶ。
ふぇ・・?
周防の指が、根元まで埋まるほどに押し込まれた。
ひぅ・・・
すッごい、・・・奥・・・
ぼやぁっとする視界に、トモキの肛門を押さえ込んだままの周防が入るが、その表情までは分らなかった。