ためらうノブヒロを見兼ねて、カズミ自らぐっと腰を押し付けるが中々うまくは出来ない。
ノブヒロも、恐る恐る腰を押しつけてみるが、カズミの体はズリズリと押し上がっていくだけで、なんだか拒まれているような気持ちになってさらに悲しくなってしまう。
やっぱり・・・
事態は変わらず入り口もぴちぴちで、ノブヒロは皺1つないほどに伸びきっているこのカワイイ肛門をただ見つめることしか出来なかった。
『そんな奥まで来た事無いから、体が・・・まだ』
じゃあ・・
『・・・でも、オレは欲しい。』
カズミくん!!
その言葉に一気に浮上したノブヒロに、お互いに微笑みながらカズミの合図で息を合わせる。
「ん・・奥、キツいね・・///」
ノブヒロはグニグニと細かく腰を揺らしながら、先端に意識を集中しながらカズミの中を細かく探る。
『あう・・、デカすぎてッ・・うまく出来な・・・アッ!』
カズミも、フッフッと体の力を抜こうとしているが、体も中もビクビクと反応してしまうのか中々うまくいかない。
もう少し・・・な気はするんだけど・・・
『ふッ、ごめ、ッ感じちゃって・・・///』
苦しいだけじゃないから・・・
っと微笑むカズミくんが本当に愛おしい。
うぅ・・・
カワイずぎるッ!!
お互いを気遣い合うように微笑みあうと、カクンっと腰が滑った。
「あ、・・入った・・・?!」
今までに無いメコンッという感覚にノブヒロは確信する。
「入った!入ったよカズミくん!!」
カズミくんを見ると、びっくりした顔で自分のお腹を凝視していた。
しばらく、っといってもわずか数秒だが、カズミくんは固まったままだった。
あ・・・
カズミくん泣きそう?
見つめると、カズミの潤んだ懇願するような視線と目が合った。
でも・・・
「・・・可愛い。」
ノブヒロは、安堵と喜びでふぅ、っと息を吐いた。
・・・え?
引いたつもりの無い腰だったが、少し、ほんの少しだけ、中で動いたのだろう。
急にカズミくんの腿か震え出した。
「カズミくん?!」
『あ・・・あぐ、あが・・・』
カズミくんの下半身がビックリするほどに震えている。
すると、まだしっかりと合ったままだった視線がグルンっと外れ、かずみの頭がガクンっと後ろに落ちた。
『ッ・・・ひッ、・・・ッ』
え?
えぇ?!
『あ、あ・・・んッ、くッヒィあああーーーーッ』
全くもって静かだったカズミの急な雄叫び。
尋常じゃない反応に、ノブヒロは慌てて腰を引こうとするが、到底意識があるとは思えないカズミの脚ががっちりと腰をはさみこんでいて動けない。
「カズミくん?! カズミくんッ!!」
どうしようもなくパニクっていると、カズミくんの体がブルブルと震え出して、チ○ポからブクッ、ブクブクブクゥッと粘液が吹き上がった。
・・なッ?!!
『アーーーッ、アーーーッ』
カズミくんは、喉を搾ったような声で叫びつづけている。
どうしようにも頭が回らなくて、とっさにカズミくんの口を手で押さえ込んでしまった。
どうしよ・・・
どうしたら・・・?
『んもぅーーーッ、むぅーーーッ!』
恐る恐る、カズミくんを覗き込む。
声、大きいッ
あまりの出来事と、あまりの声の大きさにノブヒロは完全にパニックだ。
えっと、えっと・・・
どうなったんだっけ・・・?
カズミくんの奥まで入れたと思ったら震えだして・・・
おっきな声で叫びだしたらおち○ぽから吹き出して・・・
ワタワタと、周りを見回していると急に手首を掴まれる。
「・・へ?」
見下ろすと、いつの間にか叫び終わっているカズミとしっかりと目が合う。
びっくりしてとそのままでいると、カズミの細い腕が口を押さえていたノブヒロの手を振り払い、首へと伸ばされ、ぐいっと重みをかけるように引き寄せると、そのままぶっちゅ〜っとキスされた。
カ、カズミくん?!
『あむぅ・・・ん、』
グイングインと腰をまわしながらしがみついてくるカズミに戸惑いつつも、支えるように抱きしめる。
『すごッ、・・んちゅッ・・ッ、ぷはッ・・・すごぃ・・・』
だ、大丈夫なのかな・・?
その豹変に戸惑いながらも、むずむずと熱が戻ってくる。
「んむ、・・カ、ッミくッ・・んぶッ、」
わぁ・・///
溶けそうな表情・・・
カズミくんの表情を確かめると、すごくエッチな顔をしていた。
『すごい・・ほんとにすごぉい・・・』
カズミくんッ!!
あまりに求めてくるカズミに、ノブヒロテンションも最高潮へと上がっていく。
このままだとが腰を使いにくいため、しがみつくカズミの腕をそっと外して覆いかぶさるようにシーツに縫い付ける。
ポフンっと倒れ込んだカズミの体は、クネクネと誘うように動き続け止まる事はない。
『んあッ・・・オレ・・ッくぅ!』
期待に満ちたカズミの目が執拗に絡んでくる。
『押さえ、・・ッけられ、て・・・乱ぼッ・・にしてッ!』
つながった股間はもちろん、ノブヒロの体、脳全体に熱が一気にカーッと駆け巡る。
『好ッ・・あんぁ!・・好、きにつ・・・使えよぉッ!』
押さえつけて欲しい。乱暴にして欲しい。好きに使って欲しい。
カズミの目が、表情が、すべてがそう訴えているようにノブヒロは感じた。
「カズミくんッ!!」
それは、ノブヒロの願望と見事に一致していた。