「センセ・・・チンコ起ってる・・・」
「うそだっ・・・」
思わず視線を股間に落とす。
うそ・・・
その現実に愕然とする。
「思い出してたっちゃた? それとも期待してくれてんの?」
呆然としているテツオを後目に、シュッとネクタイをほどき、ワイシャツのボタンをぷちぷちと外していく。
「センセ、なんかセンセの乳首エロい。弄ったから起っちゃってるし・・・
乳首だけでイケちゃったりすんの?」
「はっ・・・あ・・・」
ふうっと息を吹きかけられた。
てっきりしゃぶりつかれると思っていたのか、期待外れだとばかりに声がもれる。
そんな反応に、アキラは思わず顔が綻ぶのを我慢できなかった。
「センセ、膝ついて」
壁に張り付いて固まったままのテツヤの腕をぐいっと下に引いて、力ずくで膝をおらせる。
苦痛に顔を歪めてながらも、理不尽な支配に講議しようと、睨み付けるように顔を上げる。
が、視界は暗く、むぎゅっと何かに押し付けられた。
逃れようと、もがくが、後ろから頭を押さえ付けられ、さらにゴリゴリとした感触がする。
「どう?俺のチンポ。」
慌てて顔を引こうとするが、やっぱり敵わない。
拒絶の言葉を発しているのか、声は漏れてはくるが、モガモガとこもった声がするだけだ。
そんな反応を楽しむように、アキラは腰を上下左右に動かしながら擦り付けてくる。
頭がぼーっとしてきた・・・
フンフン・・ クンっ・
おちんちんの臭いだ・・・
「気に入った?」
クスリと笑いを含んだような口調。
ああ・・・自分から擦り寄ったのがばれた・・・
「結構自信はあんだよね。まあ、あの頃の兄貴よりはデカイかな?
今の兄貴はさらにデケーけど・・・」
ビクッと体がこわばる。
思い出す・・・
兄のシンジのチンポはとにかく大きかった。
中太りした太い幹に、エラの大きくはった亀頭。
どんなに慣れても、挿れ始めは苦痛がともなったし、何回犯されても何も考えられない位に追い詰められ、最後には意識も失う事もしばしばあった。
アレよりもおっきいの・・・?
テツオの思考回路はもう機能を失っていた。
期待するように、熱をふくんだ潤んだ瞳でアキラを見上げた。