ビクウッ ビクウッと背中がしなり、アナルの中も痙攣する。
「っ・・・」
あり得ないほどのスピードで繰り返されていたピストン運動をやみ、ゴンッゴンッと精子を叩き付ける。
すごッ・・ 射精がッ 射精がピストンみたいッ・・・!
うぁッ! こんなの初めてだよッ!
イくッ! またいっちゃう・・・!
テツオは、まだビクッビクッと痙攣を続け、体は、固まってしまったかのように足は抱えたままだ。
半分意識が飛んでしまっているテツオだが、アキラが体を引き、自分の中から抜けていく肉から目がはなせない。
にゅ〜っと穴が伸び、絡み付くように付いていく。
あ・・・ ちんちん行っちゃう・・・
や・・・ いや・・・ もっと、・・・もっとするッ!
残すは亀頭のみになり、グウッを穴が開いたが、とっさに尻で追い掛け、クッと締め付ける。
一瞬見えたエラが中へと戻る。
マモルは上半身を肘で少し起こし、アキラの腰がこれ以上離れないように、足をからめる。
・・・いっちゃ・・・ だめ・・・
まだ腰を離し続けるアキラを、引き寄せるために力を加える。
瞬間、スカしたような感覚になり、亀頭だけだったものが、ズルッと半分まで入ってきた。
へ?
「あ・・・ ふああんッ・・!」
パタンと背中が倒れ、ピコンッとテツオの性器が頭を上げる。
急に影に覆われたと思ったら、顔の両横にアキラが腕をついていた。
わかっていたのだ。わかっていて焦らすように・・・
見上げれば、意地悪く微笑む顔があった。
あ・・・
感じてしまう・・・
「で?」
ああ、我慢できないッ!
入ってるのに・・・ 大っきいの入ってるのにッ
奥にッ・・ もッ、もうちょっとッ!
力の入らない腕をゆっくりと上げ、覆い被さるアキラの首にゆっくりと絡める。
腕を支えに、自ら腰をぐっと寄せる。
あああっ・・・ やっぱりスゴイよッ・・・
「はあッ・・・ ふッ、して・・ もっとしてぇッ・・!」
なか、トロトロするッ・・・!
ゴンゴンしてッ、奥のスゴイとこゴンゴンしてッ、
止めてって言っても突き続けてッ
「うぶっ・・・ んぐぅ・・・」
さっき・・・さっきのスゴかった・・・
奥で、ビュクビュクして欲しいのッ・・・!
グルグルと頭によぎるのは、こんなことばかりだ。
もしかしたら口に出してしまっていたかもしれない。
しかし実際は、口から出ていたのは言葉とはいえない喘ぎのような悲鳴のような雄叫びのようなものだった。
アキラはハイハイ、と少しし面倒くさそうに返事をしたけど、カッツリ勢い良く押し倒してくれた。