「会えない日とか、他の日もだけど・・・、いつもこんなことしてるの?
仕事は? 会社でこんなことばっかりしてちゃダメだよ?」
ちょっと心配だなって困った顔。
「仕事はちゃんとしてる! 残業すると、アラタに会うの遅くなるから・・・
でも今日は、会えないって思ってたから、我慢ができなくなって・・・」
何か言い訳みたいになっちゃったかな・・・?
「うれしいよ。」
アラタ・・・
でもちゃんと仕事はしなくちゃね。だって。
うん、アラタの言う事は守んなきゃ。
アラタの言葉を噛み締めるようにウンウンと大きく頷いていると、フッと熱が消える。
あれ?
「今日はここでしよ?」
リビングの真ん中で。
「明日休みだし、いっぱいしよっか?」
「ん。」
すごくいっぱいしたい・・・
「明日もいっぱいする・・・?」
「そうだね。」
アラタはちょっとびっくりしたみたいだけど、また優しく笑ってくれた。
「なんか、会うとエッチばっかりだ。」
しかもほぼ毎日。とクスクス笑うアラタ。
スーツのジャケットをゆっくり脱がされ、ネクタイを取られた。
「ケイト、いたずらされてる学生みたい。」
慌てて下半身を隠す。
「・・・アラタに?」
「そうだね。」
良かった・・
「僕以外だめだよ」
ん。
「アラタだけ。」
「僕もケイトだけ。」
顔がニヤけちゃう。
はぁ・・・たまらない・・・・