◆ メンズエステ 〜辱めるのはやめてくださいッ〜 ◆

@ A B C D E F / end...



『ひィ・・・、ん・・・』

真っ白になった頭に、色が戻ってきた。
体は異様にくったりしていたけど、何だかすごくスッキリしている。

乳首、
覚えちゃったな・・・///

「お疲れさまです。」

あ、
お兄さん・・・

「何も言ってないのに射精時にこのポーズだなんて・・・お尻でしかイカせてもらってないんじゃないですか?」

へ?

何のことか確かめようにも、体が動かなかった。

!!!??!?!

自分のしていたポーズを思い出す。

なんて格好・・・

慌てて脚を肩から崩そうとするが、お兄さんにガッチリと押さえられてしまった。

なッ・・//

確かに自分で脚を抱え込んだような格好は、穴を自ら晒しているようで、正気に戻った頭ではあまりに恥ずかしすぎた。

「彼氏にイカされるときはチ○ポ入れられてますもんね。」

恥ずかしい・・・

「ポーズから言って・・・、正常位が多いんですか?」

草壁さんは、バックからガンガンが好きかと思いました。などど、お兄さんは勝手な想像を話し続けている。

すごく恥ずかしかった。

余りの羞恥に、お兄さんを振りほどき、台から降りる。

んッ!?

股間が重い。

「あ〜、紙パンツペチョペチョ・・・出し過ぎでタプタプだし。重いでしょ?」

あ///

「普通は破れたりしないんですけど・・・ブクブク出続けるから・・・最後の射精でかな? 先っぽのとこ、溶けちゃってますよ?」

カーーッと顔が熱くなって、股間を隠すように手で覆う。
凄く湿っていた。

グスンッ・・・

立ち上がったことで、粗い生地に開いた穴から、溜まっていたザーメンがコプコプと溢れてくる。

「あ〜、ほら、溢れてますよ。ほら、これで・・・」

お兄さんが、タオルを渡してくれた。
意外な親切に見上げると、少し意地悪な顔をしていた。

な、に・・・?

不安げに見つめていると、何事もなく離れていく。
お兄さんはそのまま道具や荷物を持つと、ドアへと歩いて行った。

「そのタオルで体を拭いて・・・着替えたらフロントまでお願いしますね。」

『あ、・・・はい。ありがとうございました・・・』

なんだか・・・

拍子抜け。したまま見つめていると、ドアに手をかけたお兄さんが振り向いた。

「あ!乳首、一皮分抜いてあるんで、すこしピリピリすると思いますけど。今日の成果なんで喜んでくださいね。」

やっぱり最後も恥ずかしいことを言われて、赤面してしまった。

また疼いてしまうから、やめて欲しい。

「あと・・・」

へ・・?

「ほんとに先っぽ、ピンクだったんですね。皮かむりだし。」

は・・?

「お疲れさまでした。では、失礼します。」

取り残されてようやく、お兄さんとの最初のやり取りを思い出した。

ひどいよ・・・//


体はさっきの熱も思い出してしまっていた。

end.