マモルが初めて犯された、この公衆トイレの個室は、今ではホテル代わりの調教部屋となっている。
あれから何度も呼び出し、繰り返し陵辱してきたが、この場所で犯されるマモルの反応が違うことを青年達は知っていた。
マモル自身も、この汚れきった空間が、なぜか自分を興奮させることを感じていた。
だからマモルはこの場所が苦手だった。
しばらく沈黙が続いて、スーツのおじさん=サラリーマンさんの絡み付くような視線に耐えられなくなった僕は、座ってください、と促す。
相変わらずの視線はやっぱり居心地が悪い。
僕は少し大きく息を吸い込む。
ギュッと拳を小さく握って、呼吸を整え、サラリーマンさんの膝の間にしゃがみ込む。
早く済ませよ・・・
上目使いで微笑んで、ベルトにカチャカチャと手をかける。
イヤだって、顔に出なかったかな・・・?
すでに熱を持ち始めている男の性器を取り出すと、ツーンと一日蒸らしたキツい臭いが鼻を突く。
くさいし・・・
チンチン、ホントに黒い・・・