チンコは抜かれたまま、テツオはコンコンと諭された。
どこも触られてなかったのに、テツオはなぜか気持ちよかった。
「ほら、センセ。言って。教えたままじゃ無くていいから、理解したまま言ってみて。」
トプッと先端が震える。
「また出した・・・我慢きかねぇチンポですね。」
あんッ、また震えちゃう・・・
溜まりきったザーメンは、もう体を伝って流れていく。
『んっと・・・、あり・・ありがとごさいます。使って・・・使っても・・ッて・・・
こんなッ・・・こんなテツなん・・、ッかの体・・・うれしッ・・・うれしぃですッ!』
アキラの一言一言に反応する度に、テツオの穴が開いて、奥まで良く見えた。
『乱暴に・・・使い捨てみたいに・・・あ、でも、捨てられるのは嫌・・・お尻んトコ、ジンジンしたまま・・・体、引きずって帰るぐらいに・・扱われたいです・・・』
はぁ、
全然なってねぇ・・・
アキラは、わざと外してテツオの乳首の横の薄い皮を捻り上げる。
『ヒィッ!! ・・・痛・・ッ!』
「どうされたいかなんて聞いてないんですけど。センセはしてもらってるんだってこと。俺はしてやってんの。理解しました?」
テツオは涙目でこくこくと頷く。
『テツは・・マンマ・・ッ・・マンマンしてもらえるだけで嬉しいんですッ・・・それで、それで・・・したいときに、したいように・・・、そのときに、テツを使ってもらえたら・・、オナニーの・・・オナニーの代わりで良いんですッ!』
だから・・・
だからもうしてッ
チンチン入れてぇッ!
「じゃあもう『して』とか、『もっと』とか無しですよ?」
え・・?
【して】も【もっと】も無し・・・?
困惑しながらも、明らかに不満なことがテツオの表情から見て取れた。
はぁ・・・
まじ返事だけ調子良いとか、ちょっと呆れるし。
「縛られて動けないセンセはただの穴。男が射精するためだけの穴。」
ん、テツは穴。
チンポのための穴だなんて・・・
ちょっと・・・
ううん、お尻ギュンってなるッ・・!
テツオの穴がまたパクゥッと開く。
今度は中で粘液が糸を引いて垂れる所まで見えた。
アキラは、上向きのテツオの尻の割れ目に沿って、ぴっちりチンポを乗せた。
あんッ、ずっしり・・///
これがテツの中を・・・
テツオの不満顔が、もう期待に綻んでいる。
はぁ・・・
結局テツオは何をされても喜ぶ。
忘れられなかったなんて、錯覚だったのか・・・?
あれから幾度となく、テツオを犯した。
アキラは、どこかでシンジには勝てないことは何となくわかっていた。
こんなにも快楽に溺れているテツオに、初めての快感と降伏を刻み込んだ男は、自分ではなく、兄弟であるアキラさえ敬服させる兄で、その掴みきれない冷酷さと人間性を知っているからなのか。
玩具が自分のモノにならない。そんな子供じみた嫉妬なのかもしれないが、それをなんとなく悔しいと感じている自分を、アキラは頭を振ってどこかへ飛ばす。
テツオに対するアキラの視線は、一歩冷めた距離からのものに変わったように見えた。
・・・とりあえず、ねじ込む。
アキラは何かを振り払うように大きく頭を振った。