《忘れんなよ。》
パパが優しくパンツとズボンを上げてくれた。
『ふぁ・・い・・・』
ヨダレも拭われる。
《ほら、ケン坊と約束あんだろ?》
っと、ドアをあけ、お尻をポンッと押し出してくれた。
あ、ケンちゃん・・・
『待たせてごめんね?』
ケンちゃんは何か、赤い顔してモジモジしてる。
『どしたの? 待たせて怒った?』
ん?
何か股間を見られてる気が・・・
!!!!!!!
『あ!』
ケンちゃん見ちゃった? 見られちゃったよね・・・
パパがグイッと上げてくれたパンツには、僕のチンチンとタマタマがゴムでキツく押し上げられて、おヘソぐらいの高さにピコンッと乗っていた。
しかもまだちょっと光ってる!
『パパ!』
思わず振り向いて、キッとパパを睨んだ。
なんて恥ずかしいこと・・・!
《かわいかったろ?》
ヒェ・・・ケンちゃんになんてこと・・・
《ケン坊のも、マコのと同じでかわいいの?》
パパ・・・?
「え?」
パパは真っ赤に固まった僕と、同じく真っ赤に固まっているケンちゃんは、パパの大きな右腕と左腕にそれそれしっかりと抱えられて家の中へと運ばれていった。