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いつもの帰り道。
ちょうど公園を横切っていると、後ろから声をかけられた。
「ねえねえ、ちょっと良いかな?」
「?」
声に振り返ると、大学生かな?
髪の毛の茶色い、背の高いお兄さんが立っていた。
「ちょっと探し物をしてるんだけど、手伝ってくれないかな?」
困った顔で、ぽりぽりと顔を掻く仕種がなんとなく好印象だ。
「いいですよ。何を探してるんですか?」
「うん、皆持ってるんだけど、中々良いのがっていうか、使いたいなって思うのが見つからなくて」
???なんだろ??? 大切なものなのかな?
「使うって?僕も持ってるものですか?」
「うん、君のならばっちり!っていうか、今日はラッキーだなあ・・・」
お兄さんはニコニコしながら僕の手を引いてトイレへと向かう。
「あの、どこへ行くんですか?」
「あ、ごめんごめん。友達が、オレが見つけてくるの待ってるんだ。」
トイレ?ハンカチかな?
でもそんなに大切な物じゃないし・・・
「あの、探し物ってな-」
「あ! そうそう、君のを使わせて欲しいんだけど、良いかな?
ちょっと・・・っていうか凄く汚しちゃうと思うんだけど。」
「?? 構いませんけど・・・ 探し物って何なんですか?」
「いいから、いいから。」
いたっ・・・
何だかお兄さんの手の力が強くなった。
??
困ってるみたいだし、僕の持ってる物で良いなら全然協力するけど・・・
何なんだろ・・・?